残業ゼロへの挑戦

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定時になると電気とエアコン切ります

取り組み5 定時になると電気とエアコン切ります

取り組み3でご紹介した「社長への残業許可申請制度」は、定時後1時間以上の残業となりそうな場合のものですが、それよりも手前、定時からの1時間についてのルールです。
これは、「日本一社員が幸せな会社」として有名な岐阜県の未来工業さんをお手本に始めたものです。

定時からの1時間は「猶予時間」です。
仕事していると、定時ピッタリに退社できないこともあります。
やりかけた企画、デザイン、連絡、作業など、「ここまではやってしまいたい」「ここまで完了させておくと、明日からスムーズ」ということがあります。
そんな、明日からの業務をより円滑にするための時間でもあります。

しかし、仕事に集中していると、時間に気づかないということもあります。
残業ゼロを目指すルーコでは、定時に退社するスタッフが必ずいるため、定時に退社するスタッフは退社時に残っているスタッフに「エアコン切りますよ~」と声をかけます。
これが学校でいうところの、終業のチャイムの役目をしています。

そして、退社するスタッフは自分のデスクのあるエリアと、残っているスタッフがいないエリアの照明を落として帰ります。
これにより社内は残っているスタッフのエリアだけ照明が残り、退社モードに変わります。


エアコンと照明を落とすことで、仕事を継続しているスタッフも退社時間を認識して退社準備を始めます

これによって、残っているスタッフは「なんとなく仕事していたら、こんな時間になっていた」ということがなく、定時を過ぎたことに気づき、意識が退社に向かいます。
それによって、「あと○分でやりきろう」という意識で集中力が高まり、1時間以内には全スタッフが退社しているという状態になります。